私にもダイヤモンドを買うタイミングが訪れてきた昨今です。おめでたいことです。知人にダイヤモンドを扱う会社に努めている方がおり、これはお得になるのではと思い相談してみたところこのように言われました。
「エンゲージは物理的なものより、気持ちの部分が大きいのよ。
手袋をはめているお兄さんがドアを開けてくれるような素敵なお店に彼女を連れてく事が大切。
その後美味しいもの食べて、素敵なイベントにするんだ。
安く買った物というのが彼女の心に残ったら最悪。」
これは身にしみました。女心がわからないことに定評がある私ですが、刺さりました。
しかしながら、「ダイヤモンドよくわからん・・・」というメンズは僕以外にも多いのではないかと思います。そこで私が学んだダイヤモンドの基礎知識についてまとめたいと思います。
婚約指輪の選び方としては、「ブランド」「デザイン」「クオリティ」の3つの観点があるのではないかと思いました。この中で「ブランド」を重視する場合は、ブランド店に行って買うということになるので非常にシンプルです。あとはお財布と相談しながら、デザインと質を選んでいくということになるかと思います。
しかしブランドを重視しない、となった場合、オススメしたい方法が「ダイヤモンドをルース(裸石)で購入して加工してもらう」という方法です。多くの女性はブランドを重視するかと思うので、あまり推せるものではないのですが、エンゲージリング以外でも知っておくとプレゼント選びに役立つかも知れません!
ダイヤモンドの基礎知識:4C
ダイヤモンドの品質を表す指標として「4C」というものがあります。
なお、以下で実物で見比べてもわからない…、というコメントを書いていますが、見てわかるかどうかはダイヤモンド選びにおいてあまり重要ではなく、「◯◯(ランクを表す)を買った!」ということが大事なようです。とはいえ、記号が並び最初意味がわからないので、解説していきたいと思います。
Carat:カラット(重量)
ダイヤモンドの大きさを表す指標として使っていますが、厳密にはサイズではなく重量です。1ct=200gです。
重さが同じでも形は厳密に全て同じではないので、例えばトップの平面の割合によっても微妙に大きく見えたり小さく見えたりします。
普段使いのネックレスにするなら、0.3-0.4ctあたりが無難かなと思いました。あんまり大きいとちょっと目立ちすぎます。婚約指輪にするならば、0.3-0.5ctあたりでしょうか。普段遣いではないので大きくても良いかなと思います。0.5ctを越えてくると値段もですが、存在感もすごいです。
最も値段に影響するのがこのカラットのようです。
カラットと値段の関係ですが、ルースの価格をカラット以外の条件を揃えて並べてみたのが以下です。中々他の条件が全て一致するダイヤモンド自体の数が少ないため、1~0.5ctのラインナップが少ないのですが、価格感はイメージがつくと思います。
カラット | カラー | クラリティ | カット | 蛍光性 | 現金価格 | 重量単価(円/ct) | 買取価格 | 売値/買値 |
1.09 | D | VVS1 | 3EX H&C | none | 2,003,900 | 1,838,440 | 1,040,200 | 52% |
0.633 | D | VVS1 | 3EX H&C | none | 425,070 | 671,517 | 228,600 | 53% |
0.511 | D | VVS1 | 3EX H&C | none | 350,690 | 686,282 | 184,600 | 53% |
0.425 | D | VVS1 | 3EX H&C | none | 203,430 | 478,659 | 88.200 | 43% |
0.335 | D | VVS1 | 3EX H&C | none | 131,320 | 392,000 | 56,500 | 43% |
0.224 | D | VVS1 | 3EX H&C | none | 78,950 | 352,455 | 25,000 | 32% |
https://www.ryu-tsu.co.jp/kakaku.html
なんぼや:ダイヤモンドの参考買取価格
https://nanboya.com/jewelry-kaitori/diamond/souba/
重量で価値が決まっていれば、重量に比例して価格が上っていくはずですが、実際にはCaratの大きいダイヤモンドは希少なため、Carat単価はCaratが大きくなるほど上がります。
あくまで売る想定は無い前提ではいますが、そもそもの婚約指輪の意味を考えると、自分に何かあったときのことを考え資産性のあるものを渡したくなるのですが、買取価格を調べてみると、0.5ct以上でも買値の半額程度です。これをどう見るかですが、0.33ct以上にしておいたほうが、資産性を考えても良いのではないかと思います。
Color:カラー(色)
無色が最高グレードで、色の欠如と共に黄色みがかっていきます。敢えて極端な以下のような絵を引っ張ってきましたが、実際店頭で見ていても黄色いダイヤモンドがあるという感じではありません。
最も良いのがDで、Dから順にアルファベット順に並んでいきます。Dが頭なのは”Diamond”の頭文字だからです。
D~Fが”Colorless”という分類で最高ランクになりますが、この中の差は並べてみても正直良くわかりません。Fでも十分くらいですが、DiamondのDと言われるとDを選びたくなります笑。
なるべくCarat数が近いところで、他の条件を一致させてカラーが違うラインナップを持ってきました。これを見ると、カラーのランクが下がっていくにつれ価格が落ちていくのがわかります。Hは少し下がるイメージがありますが、Fにするだけでも10万円も下がります。Colorlessの分類に含まれるFがリーズナブルだと思います。
カラット | カラー | クラリティ | カット | 蛍光性 | 現金価格 |
0.522 | D | VVS1 | 3EX H&C | none | 354,480 |
0.526 | E | VVS1 | 3EX H&C | none | 323,360 |
0.509 | F | VVS1 | 3EX H&C | none | 265,670 |
0.516 | G | VVS1 | 3EX H&C | none | 242,140 |
0.534 | H | VVS1 | 3EX H&C | none | 229,240 |
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Clarity:クラリティ(透明度)
Clarityという指標はわかりにくいですが、ざっくり言ってしまうと、中に傷が無いかということのようです。ただ、傷というのは言い方がよくないので、特徴、内包物、という言い方をしているようですが、厳密には内部の特徴をInclusion、外部の特徴をBremishというようです。ここでは特徴という言い方にします。
- FL (flawless):10倍の倍率で特徴が見られない
- IF (internally flawless):10倍の倍率でInclusion(内部の特徴)が見られない
- VVS1・VVS2 (very very slightly included):Inclusionが非常にわずかなで、熟練したグレーダーが10倍の倍率で見ても確認が困難
- VS1・VS2 (very slightly included):10倍の倍率でインクル―ジョンがなんとか確認できるが、微少と特徴づけられる程度
- SI1・SI2 (slightly included):Inclusionが10倍の倍率で見て確認できる
- I1、I2、I3 (included):Inclusionが10倍の倍率で容易に確認でき、透明度や輝きに影響を与える可能性あり
FLはそもそも流通量がほとんどありません。店頭で置いていない店も多いです。IFが実質最高峰という感じでした。IF、VVS1、VS1と並べて見てみましたが、光り方を見ていても素人には違いはわかりませんでした。
FLはラインナップが少なすぎて比較が難しいのですが、0.8ctという巨大サイズで他の条件を揃えて見てみると、以下のように1.5倍近い値差があります。
カラット | カラー | クラリティ | カット | 蛍光性 | 現金価格 |
0.883 | D | FL | 3EX H&C | none | 1,457,380 |
0.828 | D | IF | 3EX H&C | none | 1,055,080 |
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FLを諦め、IFからVS2までのカラットの近い範囲で他の条件を並べたラインナップは以下になります。こう見ると、IFとVVS1はお高い感じが強く、VVS2あたりはバランスが良くリーズナブルです。
カラット | カラー | クラリティ | カット | 蛍光性 | 現金価格 |
0.52 | D | IF | 3EX H&C | none | 460,750 |
0.513 | D | VVS1 | 3EX H&C | none | 355,240 |
0.524 | D | VVS2 | 3EX H&C | none | 299,830 |
0.521 | D | VS1 | 3EX H&C | none | 275,540 |
0.505 | D | VS2 | 3EX H&C | none | 248,970 |
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Cut:カット
ダイヤモンドのカットは、石の最終的な美しさと価値にとって極めて重要で、輝き方という意味で最も見た目に影響するため、4Cの中でも最も重視されているように思います。そのためか、最上級の3EX(triple excellent)がベースになっているように感じました。カットとは何か引用します。
婚約指輪などで最も多く使われる58面体(キューレット面を除くと57面体)の「ラウンドブリリアントカット」は、ダイヤモンドに注がれた光を最も効率よく光学的に反射させる形として考え出されました。カットの評価基準が決められている唯一の形でもあります。
BRILLIANCE+:6.ダイヤモンドの輝き・煌めきを引き出す“カット”
ダイヤモンドの“カット”は、ハートやペア、エメラルドなどしばしばその形状のことと思われることがありますが、カットグレードとはカット面や角度がどのように研磨されたのか、ダイヤモンドと光がいかに相互作用するかを評価するものです。
https://www.brilliance.co.jp/engagement/select/cut.html
カットのグレードは以下のように分かれます。Excellentの分類がやたら細かいです。
- Excellent
- 3EX H&C
- H&C EX
- 3EX
- Excellent
- Very Good
- Good
- Fair
- Poor
まずEXと3EXの違いですが、カットを評価する項目は以下になっています。
- ポリッシュ:研磨の品質
- シンメトリー:ダイヤモンドの対称性
- 重量比:平均ガードル直径と重量のバランス
- 耐久性:ガードルの厚さ
- ブライトネス:輝きと呼ばれる白色光の反射
- ファイアー:ライトの下で傾けた際に見える虹色の煌き
- シンチレーション:ダイヤモンドを動かした際に見える明暗パターンや光のフラッシュ
この中で、総合評価がExcellentなものがExcellent、ポリッシュとシンメトリーという小項目についてもExcellentなものが3EXです。
H&C(ハート&キューピッド)は日本独自の基準です。後半で評価機関についても触れます。中央宝石研究所の登録商標で、最高峰のカットの表現方法として視覚的な特徴を可愛らしく表現していますが、海外の評価機関には無い指標なためあくまで一つの指標と思ったほうが良いと思います。
ハート&キューピッドの名前の由来はパビリオン側に 8つ映し出されたハートに似たパターンとクラウン側に8本見えるアロー(矢)の形に似たパターンからそう呼ばれています。
このパターンの出現は、ある範囲のプロポーションとある水準以上のシンメトリーであればカット評価がEXCELLENTで無くても観察出来ます。
あくまでも視覚的な対称性を伴った現象ですが、光学的に考えてもこのパターンが出現するダイヤモンドの光学的な対称性はかなり高いと言えるでしょう。
日本宝石研究所:ハート&キューピット
https://www.cgl.co.jp/services/heart-cupid.html
上図はH&Cのダイヤモンドですが、左が裏からルーペで見た図、右が表からルーペで見た図です。こう見るとたしかにハートの形だ!と思いますし、実際に見てもハートに見えます。
ただしこれはH&Cだから見えるというわけではなく、中央宝石研究所がH&Cの基準に合っているか、ということになります。H&Cでない3EXのダイヤモンドを裏から見ても、ハート型には見えました。
3EXは妥協しないほうがいいと思いますが、H&Cはどちらでもいいと思います。
ダイヤモンドは鑑定書が重要、CGLがコスパ良し
ダイヤモンドで重要なのが鑑定書です。そのダイヤモンドの評価に対するお墨付きなわけですが、いくつか評価機関があります。しかし実際にダイヤモンドを見ていると、GIA(米国宝石学会)とCGL(中央宝石研究所:日本)のいずれか(稀に両方)のケースがほとんどです。故にこの2つについて知っておけばOKだと思います。
GIAとCGL
GIA(米国宝石学会)はダイヤモンドの国際評価基準の4Cを定めた機関です。GIA鑑定書には、ダイヤモンドグレーディングレポート(GIA)もしくは、コンパクトサイズのGIAダイヤモンドドシェ(GID)の2つのタイプがあります(GIDには内包物の位置を示す図がない)。
GIA鑑定書が素晴らしいと思うのは、付属するダイヤモンドの縁にあたる「ガードル」部分に、そのダイヤモンド固有の鑑定書番号がレーザーで刻印されていることです。つまり、ここを確認すれば本物かどうか一目瞭然なわけです。
(CGL)中央宝石研究所は国内最大手の鑑定機関で、鑑定書にダイヤモンドの画像が付いていることが特徴です。これがとても良いです。そして前述のハート&キューピッドの評価が付属します。また、CGLはCaratの表記が小数点三桁まであることが特徴なのですが、例えば記念日に合わせたCarat数にしたい、といった要望がある場合はオススメです。
例えば、お相手の誕生日が3月25日だったら0.325ctのダイヤモンドを選ぶ!というようなイメージなわけですが、この問題は、記念日が年末に近づくほど指数関数的なカーブで価格が上がることです。12/24で1.224ct・・・恐ろしい金額になりそうです。
CGLのグレーディングレポートには、「GIAグレーディングシステムに準拠」という記載があるのですが、要するに基準はGIAなため、基本的にGIAもCGLも記号の指し示す内容は同一です。
CGLの懸念点は、レーザー刻印が無い点です。つまり、鑑定書とダイヤモンドを紐付けるものがありません。このためか、GIAの鑑定書付きのダイヤモンドのほうが少し値段が上がりますが、人気でもあります。
CGLを押す理由、プロポーションを見るべし
しかしここで敢えてCGLを押したいのですが、それは前述のダイヤモンドの拡大写真が付いている点です。鑑定書を見比べてみると、この拡大写真の様子が結構違うのです。実物の違いというのが感じラエルことがポイントで、ダイヤモンドをルーペで覗いてみると違いがわかります。これは「プロポーション」と言われているようなのですが、プロポーションが美しいとルーペで除いたときもとてもクリアで美しく見えます。
こうやって見ると、改めてダイヤモンドが天然のもので、個体差があり、一点物であることを認識させられます。この模様素敵、というダイヤモンドに出会えるか、4Cの記号も大事かもしれませんが、僕は見た目として違いを実感できるプロポーションを押したいです。
先程懸念として挙げた鑑定書とダイヤモンドの紐付けなのですが、これは一つ解決方法があります。それは、「レポート(或いはソーティング)と石の同一性確認」をCGL(中央宝石研究所)に依頼することです。どういうことかというと、鑑定書とダイヤモンドが対応していることを確認してもらえます。しかもこれ、費用は500円しかかかりません。
御徒町に店舗があるため、平日ですが持ち込めば鑑定してくれるようです。
GIAは人気なため、お求めやすい価格帯でプロポーションの良い良質なダイヤモンドが希少です。CGLのほうがそのチャンスに恵まれやすいと思いました。
ルースのダイヤモンドを買うならば御徒町へ
さて、前置きが長くなりました、本題に入ります。
御徒町にダイヤモンド市場があることをご存知でしょうか。ダイヤモンドを卸値に近い金額で買える場所として知られており、ダイヤモンド屋さんが軒を連ねています。冒頭頂いたお言葉と全く反するようなのですが、雰囲気は決して「ときめく」ところではありません。とはいえ、その中でも松竹梅あり、素敵なお店もあるので、そのあたりご紹介したいと思います。
ここはオススメしない・・・「日本ダイヤモンド貿易」
本店が銀座にあるお店です。如何にも安っぽい店構えで、店員があくびをしていたり、ここでダイヤモンドを買いたいという雰囲気ではありません。その割にお値段も安くない。オススメできません。
最初銀座店に行ったのですが、希望のダイヤモンドを伝えてから実際に出てくるまで随分と待たされました。お客さんが他にいない、店員は他にも何人かいるにも関わらず、です。
御徒町店も一応足を踏み入れましたが、上述の印象は変わらず、正直言ってイマイチです。
御徒町でもトキメク「ピジュピコ」、まずここへ
上野御徒町本店とブライダル上野御徒町本店と荷店舗ありますが、0.5ct以下を見るならば前者、0.5~2.0ctを見るなら後者の店舗へ行きましょう。
ピジュピコは店舗もおしゃれでキラキラ感もあり、ときめきがあります。0.5ct以下を想定して以下の話を進めます。お店に入ると、壁一面にルースのダイヤモンドが美しく並んでおり、わかりやすく比較ができます。これが素晴らしいです。
4Cのパラメータや鑑定書の違いによってどう値段が変わってくるか、相場感をつかむにはピッタリのお店です。現金値引きはありませんが、お値段も最安ではないもののリーズナブルなため、ときめきを重視しつつルースでダイヤモンドを調達するならここが良いと思います。
店員さんも親切で色々と教えてくれました。ダイヤモンドを実際にルーペで見せてくれます。
豊富な在庫、価格を重視するなら「リューツウ」
インターネットで調べると、HP上でルースのダイヤモンドのスペックと価格の一覧表が公開されている安心感があるのがこのリューツウです。
同じ4Cのランクで価格を比較すると、上述の2店舗よりもリーズナブルな印象でした。これは在庫が豊富で選択肢が多かったからだと思います。全く同じダイヤモンドというものは存在しない中で、比較しながら最も気に入ったダイヤモンドを求め巡る旅をするわけですが、ここはその旅路で訪れることをおすすめします。
店内にときめきはありませんが、これは加工工程でお願いするお店を変えることで払拭できるのではないかと思います。
ダイヤモンドの加工で自分が求めるデザインを実現しよう!
ルースのダイヤモンドが手に入ったら次は加工です。このダイヤモンドを指輪やネックレスに加工していきます。実際にお話を伺い比較しながら、良いと思ったお店を2つほどご紹介したいと思います。
デザインについてあれこれ注文をしたときに応えてくれるか、完成イメージをどのくらい精度高く共有してくれるか、等々踏まえて価格もリーズナブルなお店という観点で載せています。
最初は様々なブランド店を訪れ、欲しい指輪やネックレスのイメージを膨らませていき、そのデザインをこういったお店で伝えて加工してもらう、というステップになります。
また重要な点として上記の2店舗はいずれも雰囲気の良いお店で、特にケイノウさんはその店良いのですが、ダイヤモンドを購入したお店がときめかなくても、指輪やネックレスが仕上がる店の印象で上書きできるので、イメージアップになります。
御徒町でもルースのダイヤモンドを買うだけでなく加工もできるのですが、ここは妥協しないほうがいいと思います。
どこまでこだわるか、地金にもよりますが、概ね指輪ならば10~15万ほど、ネックレスならば6~9万円ほどで加工できそうです。
ブランド店との価格感の比較
最後に参考のために、ネックレスをブランド店で購入した場合と、ルースダイヤモンドを加工した場合の価格感の違いを紹介したいと思います(税込)。
- V社
- 0.35ct/E/SI2/3EX :25万
- 0.287ct/E/SI2/3EX :16万
- 0.30ct/G/VS1/3EX :37.6万
- 0.25ct/D/VS1/3EX :37.6万
- T社
- 0.30ct/H/SI/EX :32.5万
- 0.32ct/J/VVS2/EX :37万
- M社
- 0.30ct/E/VS1/EE :37.4万
- S社
- 0.356ct/D/VS1/3EX :51.2万
- ルースダイヤ(加工費除く)
- 0.416ct/D/VVS2/3EX :16万
こう見ると、各社4Cのどこかを妥協してダイヤモンドを選定していることが伺えます。妥協しないとS社のように金額が上っていますね。ダイヤモンドの選定の仕方に特徴が現れていて面白いです。
ルースダイヤモンドの価格表を見ると、手にとった既製品の価格感をイメージしやすいと思います。
こう見ますと、ダイヤの質とデザインを重視するならば、ルースでダイヤモンドを買って加工するとういのは有力なオプションだと思います。
さて、今回はダイヤモンドについて4Cの解説から、ルースで買って加工するという選択肢についてまとめてみました。お相手が何を重視するか次第なので、この方法をオススメできるかは場合によりますが、ダイヤモンドの質と、デザインにこだわりたい、という場合には有力な選択肢だと思います。
個人的なオススメは「お好みct/F/VVS2/3EX」です。
なかなか宝飾品は理解できないの私のようなメンズでも、完成品ではなくダイヤモンドそのものについて調べてみたら結構面白かったです。この知識がみなさんの何かに役立ったら嬉しいです。
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